やまたけの根底に流れるのは“身土不二”の考え方です。
店主は生産者。自分が丹精こめて栽培した自然薯を食べる人の幸せな顔が見てみたいというのがこの店を開くきっかけでした。
お出しするのは、素材の味を生かした素朴な料理ばかりです。すべてのメニューに付く自然薯はもちろん、味の基本となる味噌やお米もすべて自家製、生産者である店主が自ら手がけたものです。また、そのほかの野菜も自家栽培のもの、直接地元の生産者から分けてもらったものに加えてその日の朝JA小国の直売所で仕入れた新鮮な旬の素材です。
また、とろろにだご汁、鶏汁とやまたけでお出しするほとんどのメニューは小国地方に古くから伝わってきたものです。いずれも大勢の人が集まるお祭りやおめでたい席などハレの席には欠かせないものでした。山里の歴史と文化を伝える味を、その土地においでいただいた方々にご賞味いただくことがやまたけの務めだと考えています。
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