第1号 2006年5月10日
★「山のいぶき通信」はじめました


   日ごろから「山吹色のジャージー牛乳」をご愛顧いただきありがとうございます。

 この2月、「こだわりのジャージー牛乳」を飲んでいただきたいと自分のブランドを立ち上げはや3ヶ月が経ちました。もちろん何から何まで初めてのことで、毎日があっという間でした。

 「九州のムラ市場」では、初めて対面販売も経験しました。そこでは、製品についてのご意見やご感想をお客様から直接うかがうことができました。

 お客様から「牛はどんなものを食べているの?」「牧場はどんなところ?」など何度も聞かれるうちに、自分では当たり前と思っていることでも、きちんとお伝えすることが大事であることに気づきました。

 「山のいぶき通信」は、牧場や「山吹色のジャージー牛乳」に関することを、定期的にお伝えしていきたいと思います。三日坊主で、子供のころから作文は苦手でしたのできちんと続くか心配ですがよろしくお願いします
 
★ただいま、牧草収穫作業の真っ最中です








   汗ばむような季節になりました。ゴールデンウィークはいかがでしたかお過ごしでしたか。

 GWは私たちにとって、一年のうちで最も忙しい時期です。なぜなら飼料となる牧草(イタリアンライグラス)を収穫しなければならないからです。

 牧草は、切った後「テッダー」という機械を使ってかき混ぜながら、まんべんなく太陽の光と風が当たるように拡げます。十分に乾燥させた後、再度かき寄せ「ロールベーラー」という大型の機械を使ってロール状にします。

  ロールベーラーには金属製のツメと、ベルトが付いていて牧草をかき込みながら「くるくる」と巻いていきます。その後、できあがったロールは、真空にして長く保存できるようにセロファンを巻きます。遠くから見ると“怪獣の卵”のようです。

 この時期一番の大敵は雨です。もし、一連の作業の間の雨が降ったら牧草は台無しになってしまいます。そのため、天候予報とにらめっこしながら、時には日の出前から夜中までの作業を行ないます。牧草の質は、牛乳の質にも直結しますのでまさに祈るような気持ちです。

 今年は、天候もよく非常にいい牧草が取れました。太陽の光をいっぱいに浴びた牧草は、とてもいいにおいがします。牛には、これをおなか一杯食べておいしい牛乳をたくさん出して欲しいと思います。

★ロールの直径は120センチ、写真を見ていただければその大きさが分かるでしょう。1個が約1日分です。

 
★ただいまベビーラッシュです
   4月の末から、立て続けに6頭の子牛が生まれました。

 ジャージー牛の子牛は、鼻のあたまが黒く眼がくりくりっとしています。体の大きさは、大型犬のゴールデンレトリバー程度でしょうか。

  朝晩2リットルずつ粉ミルクを飲みます。警戒心もほとんどなく手を差し出すと、一生懸命舐めるかわいい奴です。
 
★「お取りよせ」はじめました
   「山吹色のジャージー牛乳」は、少量限定生産のため黒川温泉内の各旅館や商店、黒川温泉旅館組合事務所「風の舎」と福岡マリノアシティ「九州のムラ市場」などごく限られたところででのみ販売しています。

  しかし、多くの皆さんから「買いにいけないので直接送って欲しい」との声をいただくことも多くなりました。

  そこで、ご要望にお答えし、クール便・代引きでのお取り寄せをはじめました。ただし新鮮なものをお届けするため、ご注文をいただいてからの発送となります。

  お問い合わせは父母の店である「自然薯料理やまたけ(0967-48-0930)」までよろしくお願いします。